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農で起業する!

中村一郎さん

家族構成: 奥様の美代子さん、お子さん5人、お母様、お祖母様

現在のお仕事: 農業に従事する傍らゲストハウス「屋久島デフファーム」を経営

中村一郎さんは農業をするために兵庫県から2010年に移住されました。以前のご職業は公務員。昨年(2013年)には奥様と一緒にゲストハウス「屋久島デフファーム」もオープンさせました。中村さんは3歳の時に怪我で失聴し重度の聴覚障害をお持ちですが、5番目のお子さんも生まれ、ますます精力的に活動されています。

移住のきっかけ・経緯について

初めて屋久島を訪れたのは20年前でした。縄文杉を観に来たのですが、その時、屋久島の水の素晴らしさに魅せられました。移住したいという気持ちが芽生えたのは10年前。当時は市役所勤務で、土木、農業など様々なプロジェクトを担当していました。仕事量が多いのですが、いくら頑張っても努力した割にその成果が手にすくった乾いた砂のごとく指の隙間からもれてしまうという虚しさを感じていました。

お住まい・お仕事について

8年程前から毎年1回は屋久島を訪れて土地を探し、5年前に今の住居と畑となる平内の土地を買いました。そこはジャングルのような土地で、近くの民宿に長期滞在しながら自分も整地を手伝いました。4年前に移住しましたが、初めはプレハブ住宅を長野県の業者に作ってもらいこっちで組み立てたものに住んでいました。現在は昨年新築した住居に住んでいます。敷地内に民宿用の宿泊施設も作りました。
仕事は農業(主に果樹園)、縄文杉のガイド、そして民宿業も始めました。今、果樹園の整地に忙しくしています。果樹栽培は、たんかん、琵琶、梅(大きい梅)、栗、グアバ、プルーン、レモンなどいろいろ試しています。

苦労されたことは?

移住して最初の年、土地を整地しながら、野菜の苗を植えたり種をまいたりしましたが、全部、苗の時に鹿に食べられてしまいました。大金をつぎ込んだのですがすべてダメになり大打撃を受けました。今のところ投資ばかりでほとんど利益が出ていない状況です。また、屋久島の土地は岩が多くて整地するのに大変です。私の場合、重機での仕事が制限なく出来る様、建機15種類以上の資格を取得して移住してきました。国家免状の移動式クレーン、及び、重機全般の重量無制限を含む資格を取るのは大変でした。全部暗記して努力で取得しました。

移住して良かったことは?

ストレスがないこと。苦労はあるけれども自然の中で好きにやれる楽しさがあります。

今後の目標は?

たんかんで利益を出したいです。また、昨年オープンさせた宿を成功させたいです。毎年1000人近くの聴覚障害者が屋久島を訪れているらしいのですが、その方たちに来ていただいて、ふれ合いの場として使ってもらえる宿にしたいと思っています。将来はボートも購入して来て下さる聴覚障碍者に屋久島の山だけでなく、海の素晴らしさ、アウトドアライフの楽しさを十分味わってもらえるようにしたい。また、自分はバイク好きでハーレーに乗っていたこともあります。バイクで来られる方にも休んでもらえるような宿にしたいです。

移住を考えている方へのアドバイス

農業をするのはお金がかかります!土地をよく見て買わないと、屋久島の土地はちょっと掘ると岩にぶつかり、農地用に整地するのが大変です。

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口永良部島