第4回屋久島お散歩ツアー 親子で参加!もぎたてタンカンで「かんたんグミ作り」
〈 屋久島お散歩ツアーとは 〉
屋久島町に住む人々、生活、仕事、風習や歴史など何気ない日常の中にも観光の宝物が眠っているのではないかと屋久島町のまちや里地にスポットを当てた観光です。ネーミングの“お散歩”には誰もが気楽に参加してもらえるようにと期待を込めています。屋久島お散歩ツアーが発展することにより山の自然負荷軽減や里地・町民の活性化に繋がることが最終の目的です。現在は我々ネクスト屋久島応援隊がモニターツアーを企画・開催し、観光のお客様にとって価値ある内容となりうるのかを検証しています。
『親子で参加!もぎたてタンカンで「かんたんグミ作り」』をご紹介します。
第4回屋久島お散歩ツアーは、初めて親子を対象にしたモニタープログラムです。
このツアーでは屋久島名産のタンカン収穫から始まって、そのタンカンを使ったお菓子作りを行います。作るお菓子はグミ。タンカンを使ったゼリーやケーキ、アイスクリームは見かけるけれどグミって意外と盲点。今回はガイド側で用意した型で作っていただきますが、基本を知り家に戻って思い思いの型で作ればまた楽しいのではないでしょうか。開催日は、まだバレンタインデーの前、大切な人へのプレゼント作りの練習にもよいかもしれません。
タンカンを採って菓子作りをするだけなら単なる料理教室。ガイドと触れ合い、その方々の人柄、思いを知ってもらうのも屋久島お散歩ツアーの大事なテーマです。
タンカン収穫でガイドしてもらうのは日高正貴(せいき)さん。農家と一言で言い表すことができない努力家、活動家。YACTIVEという村おこし×農業×社会問題×福祉×教育という複合的な考え方で様々な活動をざれています。農園再生もその一つ。耕作放棄されていた荒れた農地を蘇らせています。綺麗に蘇った農園もこのツアーの見どころです。
グミ作りをガイドしてもらうのは太田久美さん。
尾之間のcafe木魂(こだま)の店主。店で出すスイーツには地元食材を使うことがこだわりだそうです。一方で福祉系サークルこだまクラブの代表も務めています。このクラブには先述の正貴さんもメンバーとして参加しています。こだまクラブは障害者の方々の働く場所を提供するだけでなく一般に低賃金な障害者にも最低賃金以上の時給が得られるよう活動されています。また、このクラブをサポートする方には障害者の支援を通じて生きがいを見出してもらうこともこのクラブの重要な目的だそうです。
最初にツアー企画を相談した正貴さんが「ただ親子でタンカンを収穫するだけならつまらない」と言って久美さんを紹介してくれました。久美さんは「子供が参加するなら簡単に家で作れるグミ作りなんてどう?」ってアイデアを出してくれました。人と人とがつながって屋久島お散歩ツアーが出来上がっています。親子で手軽に楽しんでいただけるプログラムですので是非ご応募ください。応募が定員を超えた場合、厳正なる抽選の上、参加者を決定させていただきます。ツアーの内容と応募方法は下のボタンからご確認いただけます。